source : 2015.03.21 ダイヤモンド・オンライン (ボタンクリックで引用記事が開閉)
昨夏のなんちゃって謝罪以降、朝日新聞は「みなさまに深くおわびします」とか「みなさまの声に耳を傾け続けます」とか「忌憚ない批判と提言を」とか「重い教訓と受け止めます」と謙虚っぽい嘘ばっかり言い続けてきた。だって、ぜんぜん反省してないんだもの。ありもしなかった慰安婦の「強制連行」をあったと言い続けた「大誤報」と、吉田調書の「でっちあげ」記事である。
朝日新聞の記者さんってのは優秀なのかと思っていたが、実はテケトーに記事を書いてたらしいことも昨夏のなんちゃって謝罪で発覚した。
「(強制連行の記事を初めて)執筆した大阪社会部の記者(66)は『講演での話の内容は具体的かつ詳細で全く疑わなかった』と話す」と記しました。
しかし、その後、この元記者は当該記事の執筆者ではないことがわかりました。おわびして訂正します。
元記者は社内の取材班の調査に対し、当該記事を含めて吉田氏(註:軍命で韓国人女性を強制連行したと嘘の証言をした人物)に関する記事は実際に書いていました。
特集記事の掲載後、当時の大阪社会部にいた別の元記者が「吉田氏の記事を書いたことが一度だけある。初報は自分が書いた記事かもしれない」と名乗り出ています。
これは昨年九月二九日の「訂正」記事だが、私が首を傾げたのは、朝日新聞は、国際社会の場で日本を貶めるような「大誤報記事」を最初に書いた記者がわからないと言ったことだ。というか、あの記事を書いたのは俺かも、と二人の記者が手を挙げたことにも驚かされた。
どうやら、朝日新聞の記者は「自分が書いた記事」も覚えていないらしい。
換言すれば、どの記事を自分が書いたものか、覚えていないということだ。
ということは、昨夏のような問題が生じたとき、記事の「責任を取る」記者が朝日新聞社にはいないということにもなる。だから、朝日新聞は「なんちゃって謝罪」しかしないのだ。
世界に向けて「強制連行はなかった。あれは我が社のねつ造記事だった」との発信もしていない。朝日新聞の記者さんは、読売よりも毎日よりも給料が高いのだから、ほんのちょっと給料を減額して、そのぶんを「謝罪広告」にまわせばいいのに。三〇歳で年収一〇〇〇万円だそうですね。
ちなみに、吉田嘘証言を最初に記事にした元記者は、後に取締役になり、退職後は大学教授になっています。朝日新聞は大好きな中国と韓国のためなら記事のねつ造をも厭わないので、日本を貶める記事を書いた記者は出世する仕組みになっている。としか思えないような人事だ。
朝日新聞には『わたしの紙面批評』というコーナーがあって、そこでは審議会委員の一人・中島岳志という北海道大学大学院法学研究科准教授が躍起になって朝日新聞を擁護している。朝日新聞が「耳を傾けている」のはこの人なのかと思えるほどだ。
(前略)朝日が吉田証言の記事を取り消したことで、慰安婦問題はまるでなかったかのような、様々な論理の飛躍が見られるように思える。朝日を批判するなかで「慰安婦問題は朝日が広めた虚偽、ねつ造だ」というような恣意的な言論が繰り返されると、多くの人はそれが真実だと思い込んでしまうのではないだろうか。そうなったらどうにもならなくなる。
それに対してはひるむことなく、繰り返し綿密に堂々と冷静に対処していくことが大事だ。「国益に反する報道はするな」とでも言わんばかりの批判に対しては、断固として反論すべきだ(中略)。
慰安婦報道の本質は、強制連行の有無ではなく、戦時下での性暴力・人権問題にある、という朝日のスタンスは間違っていない。(後略)
ではここで、8.6秒バズーカのあのフレーズを歌わせてもらいます。ちょっと待ってちょっと待って中島サン、あんたの論調なんですのん!?
中島センセイは言う。慰安婦の「強制連行」は朝日新聞が広めた「虚偽」でもなければ、記事も「ねつ造」ではないと。そして、虚偽だねつ造だというのは「恣意的」な言論であると。ちょっと待ってちょっと待って中島サン、すっかり朝日に取り込まれ。
もっとすごいのは、『慰安婦報道の本質は、強制連行の有無ではない』とする朝日新聞の主張を全面的に支持していることだ。世間ではそれを「議論のすり替え」と言うのだが、学者センセイはご存知ないようだ。
吉田清治という人物(故人)が講演を行なった(一九八二年)。軍命を受け、自分は済州島で韓国人女性を強制連行し慰安婦にした――、という内容だ。それを聞いていた記者さんが、これはすごい話だ、リアルだ、よーしこれで日本を貶められるぞ、出世もできるな、と思ったかどうかはわからないが、裏も取らずに記事にした。それが慰安婦報道の発端だ。
朝日新聞は、その後も十六回にわたり吉田氏を取り上げた。八九年、韓国の女性記者・許栄繕氏が吉田証言は嘘だと済州新聞に述べているにもかかわらず、朝日は吉田証言を検証しようともせず、それどころか黙殺し、九二年にはこんな記事を載せた(『窓・論説委員室から』論説委員 北畠清泰:一月二三日夕刊)。
吉田さんと部下、10人か15人が朝鮮半島に出張する。総督府の50人、あるいは100人の警官といっしょになって村を包囲し、女性を道路に追い出す。木剣を振るって若い女性を殴り、けり、トラックに詰め込む。
国家権力が警察を使い、植民地の女性を絶対に逃げられない状態で誘拐し、戦場に運び、1年2年と監禁し、集団強姦し、そして日本軍が退却する時には戦場に放置した。私が強制連行した朝鮮人のうち、男性の半分、女性の全部が死んだと思います。
一連の吉田証言は、一九九六年には国連のクマラスワミ報告に、二〇〇七年にはアメリカ下院の対日非難決議などの「証拠」として採用された。論点は、日本国と軍部とが組織的に女性を「強制連行」したことに当てられている。日本が世界から批難されたのは、吉田清治氏の嘘っぱちが世界でも信じられたからだ。
その嘘を裏も取らずに報じたのが朝日新聞だった。にもかかわらず、朝日新聞と中島センセイは「慰安婦報道の本質は強制連行の有無ではない」などとお戯れをおっしゃる。実にラッスンゴレライなのである。
ついでにもうひとつ言おう――、中島センセイは、「国益に反する報道はするなと言わんばかりの批判」と言っておられるが、国益に反する報道はしない、は世界のスタンダードなんですよセンセイ。とりわけ、近隣の対立国が有利になるような報道はひかえるのが前提です。
例を挙げれば、アメリカのメディアは、ロシアや中国に揚げ足を取られるような報道はしない。イギリスのメディアは、たとえタブロイド紙であろうと、フランスが有利になるような報道はひかえ、逆にフランスも同じように対応している。言論統制されている中国はさておき、交渉の場で日本政府が有利になるような報道を韓国メディアがしますか?
そういった意味では、朝日新聞がしてきたことは世界の常識とはかけ離れたもので、むしろ、日本をどんどん追い詰めるような報道ばかりだ。結果、慰安婦問題が日韓間に深い溝を作り、朝日新聞の名物記者・本多勝一氏が書いたために、南京大虐殺の妄言が中国でまかり通ってしまった。本多センセイは、日本軍は南京で三〇万人を虐殺した、と流布しちゃったのである(本多氏は二〇〇六年、中国の『南京大虐殺記念館』から「表彰」され、記念館には一連の本多作品や取材ノート、カメラなどが展示されている)。
ちなみに、南京で逆されたという「三〇万人」という数字も、取材時、本多氏を案内した中国共産党の担当者が口にした数字を「裏も取らず」そのまま書いただけのもの。どうやら、裏を取らないのが朝日新聞社の伝統のようだが、こうしたいい加減な記事がどれほどの被害を日本に与えたか。
でも、北海道大学大学院法学研究科准教授の中島センセイは、朝日新聞は
「国益に反する報道はするな」とでも言わんばかりの批判に対しては、断固として反論すべきだ。と宣う。バカなのか、こいつ。
さらに、中島センセイは朝日新聞紙面審議会でも発言をなさっている。
(吉田調書問題について)「アメリカのデモクラシー」を調査した19世紀フランスの思想家トクヴィルの仮説と検証を教訓にしたい。彼はある仮説を立てて米国に入ったが、実際にはそうではなかった。自分の仮説が崩れたときの態度こそ、新しいものを生み出せるかどうかの岐路になる。彼は自ら立てた仮説を疑ったことで、本質に行き着くことができた。
今回の吉田調書問題にも同じことが言えるだろう。吉田調書を読み、「命令違反」という仮説を立てた。しかし現場に行って所員に取材したら「命令は聞いていない」ことがわかる。そこにこそ、問題の本質があったのだろうと思う。現場は記者が立てた仮説以上に混乱が生じていた。
記事は誤報というより、指摘不足だと思っている。
小難しいことを言うわりには中身がないのが中島センセイの特徴なのだが、トクヴィルの例を出すまでもなく、取材というのは全てが仮説と疑義と修正で構成されているものなのだ。
ある殺人事件を取材する際には、取材者の誰もが「犯人は酷いやつ」だと思いながら現場に入る。そして周辺の取材をする。すると、犯人は想像していたとおりの人物だとわかることもあるが、ご近所さんの聞き込みでは、横断歩道では腰の曲がったお婆さんの手を引いて歩いてるのを見たことがあるとか、転んで泣いた子どもを抱きあげてやるような優しい人だった――、という証言が出てくることも多々ある。
本当は犯人を血も涙もない冷血漢として書きたいのに、周囲の証言がこちらの思惑どおりに取れないようなことは頻繁に起こりうるのだ。
すると、取材者は惑う。ひょっとしたら、犯人は悪いやつではないのかもしれないと。周囲がこんなに優しいと評したやつが、何故こんな事件を起こしたのだろう、と取材者は大いに惑う。これはあくまで譬えだが、思っていたことと違う事実に遭遇するのが取材なのだ。そうして首を傾げ、疑い、思い込みを修正する作業を取材とも言う。
それを、いかにも学者が口にしそうなトクヴィルの仮説だのを持ち出すから中島センセイは頭でっかちの現場知らずをさらしてしまったが、吉田調書問題は、記事を書いた朝日新聞の記者に「読解力がなかった」もしくは吉田所長らをあしざまに書きたいが故の「ねじ曲げ」以外の何ものでもない。それを「誤報ではなく指摘不足」なんて言うから中島センセイは朝日擁護に躍起、なんて言われるのだ。
他の紙面審議会委員は、奥正之委員(三井住友ファイナンシャルグループ会長)は慰安婦問題の検証他を『編集担当の記事は自己弁護』と厳しく言い、斎藤美奈子委員(文芸評論家)も『わかりにくい検証記事』と言った。
湯浅誠委員(法政大学現代福祉学部教授)も『さらけ出した自分への甘さ』と苦言を呈しているのに対し、中島センセイだけが「朝日の取り組みを評価する」などとおべっか……、もとい、お追従……、でもなく、理解を示すようなことを言い続けている。
中島センセイは第五回『大佛次郎論壇賞』の受賞者なのだけど、これを主催しているのが朝日新聞社だからなのかな。自分に賞をくれた新聞社に厳しいことが言えないとか。本気で朝日新聞社を擁護していたらよっぽどのバカだけど。でも、中島センセイが朝日新聞社の御用学者であることに違いはない。
慰安婦問題や本多勝一氏の著作を見てもわかるように、親中友韓と書いて「あさひしんぶん」と読んでもいいほどに朝日新聞は中国と韓国がお好きだ。その朝日新聞の二面には、不定期で『ひと』というコーナーが載る。小さな囲みで、文字数はおよそ六〇〇字弱。かつては吉田清治氏もこのコーナーで紹介された。
この『ひと』コーナーは、ちょっと話題の人にスポットを当てているのだが、昨年あたりから、私にはどうにも取り上げられる人に「偏り」があるように感じられていた。
気のせいかもしれないが、駐日韓国大使に就任した柳興洙氏、台湾で日本の弁当本を出版したチューシャンイー氏、残留孤児の映画を撮った山田火砂子氏、五度目のお遍路を歩いた韓国人・チェサンヒ氏、中国で抗日映画に出演する三浦研一氏、台湾の映画監督ウェイダーション氏……、といった面々が昨秋から年明けまでに取り上げられている。
国家が作るウソを見破るのはいつの時代も簡単ではない。でも、それに従った開拓団が客観的には侵略者だったという事実は消せない。国家に尽くした日本国民は、加害者であり被害者だったのです。
残留孤児の映画を撮った山田火砂子さんはこんなことを言っている。開拓団が侵略者という件はなかなか過激だ。
米アカデミー賞の審査を待つのは「活下去」(生き続けろ)という短編。扮する隊長が中国の寒村に踏み込む。若い女性を根こそぎ拉致する。麻袋に身を潜めた少女だけは、なぜか見逃してしまう(中略)日本軍による収奪場面の連続は、反中意識を刺激しかねない。逆に、日本兵の良心という主題は中国内では相当にきわどい。批判を招くのはまちがいない。(後略)
三浦さんが出演した映画の説明だ。必ずしも中韓万歳的な内容ではないにしろ、中韓に関わりのある人や、中国台湾韓国の人たちが多く紹介されることに私は首を傾げている。もっと取り上げられるべき「日本人」もいるんじゃないだろうかと。
その朝日新聞の社会面には、『ニュースQ3』という、なんだかむかしのダイヤルQ2みたいなタイトルのコーナーがある。縦二段横一列をフルに使った大きなコーナーだ。昨年六月に、このコーナーにはこんな記事が載った。
「嫌中嫌韓」ブーム 出版界から「これでいいの?」
昨年上半期の新書・ノンフィクション部門の売り上げは「韓国人による恥韓論」「犯韓論」をテーマにした書籍が七冊もトップ10入りしたが、このブームはおかしいと朝日新聞は取り上げた。
他国や他民族への憎悪をあおる言説に出版界の中から歯止めをかけられないか。
関東大震災で朝鮮人虐殺をテーマにした「九月、東京の路上で」は初版二二〇〇部が、発売二ヵ月で既に三刷に。出版元「ころから」の木瀬貴吉代表は「初版を十年かけて売るつもりの本だった」(中略)「嫌中嫌韓に反対する本も話題になる可能性がある」と期待する。
出版界に注文をつける前にあんたんとこの新聞の偏りを何とかしろよ、と言いたいところだが、親中友韓社からすれば、嫌中嫌韓ブームは見逃せなかったのだろう。大好きな中国や韓国があしざまに言われているものだから、歯ぎしりしていたのかもしれない。
そんな新聞社だから、三原じゅん子参院議員の発言も見逃さなかった。
さっそくこのダイヤルQ2……、じゃなくてニュースQ3で大々的に取り上げた。
金八担任の不良娘も気づけば政治家になっている世の中だが、予算委員会で企業の国際的な課税回避の問題を取り上げた際、セクシーナイト三原議員は「八紘一宇」という言葉を使ってしまった。
ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇であります。
こう前置きしたうえで三原センセイは続けた。
八紘一宇の理念のもと、世界が一つの家族のようにむつみあい、助け合えるような経済および税の仕組みを運用していくことを確認する崇高な政治的合意文書のようなものを、首相こそがイニシアチブを取って世界中に提案していくべきだと思う。
八紘一宇という言葉は、ご存じのように戦時中に使われたスローガンだ。戦時中の朝日新聞はナチスを礼賛した新聞社だったが、戦後は中国大好き韓国ラブラブ新聞にシフトした。だから、日本は、南京で「三〇万人」もの中国人を虐殺し、朝鮮半島で女性を「強制連行」したと報じるのだ。そんな朝日が三原発言を見逃すはずがない。
ダイヤル……、もとい、ニュースQ3では、昭和五四年の宮崎国体に昭和天皇が出席した際、県立平和台公園にある「平和の塔」で歓迎を受けるはずだったが、塔に「八紘一宇」と刻まれていたため、陛下の意向で場所を変更された――、との記述もある。とどのつまり、陛下でさえ八紘一宇をお気にされたのにセクシーナイト三原はどうして国会でその言葉を使うのだ、というようなことを言いたいのだろう。
八紘一宇の由来は「日本書紀」にあるのだそうだ。神武天皇が大和橿原に都を定めたとき「八紘(あめのした)をおいて宇(いえ)に為(せ)んこと、またよからずや」と語ったのが大本らしい。地の果てまで一つの家とすることは良いことではないか、という意味になる。
これを、国柱会という宗教団体の創設者・田中智学が「八紘一宇」の造語にした。
三原議員の発言は、迂闊だった。彼女自身の考えで発言したのか、それとも側近が用意した原稿を棒読みしただけなのかは定かではないが、誤解を招く言葉くらいの判断は事前にできたはずだ。さらに言えば、八紘一宇なんて言おうものなら朝日新聞が我先に食いつくだろうことも。
『ニュースQ3』という、かつてのダイヤルQ2みたいなタイトルのコーナーは、朝日新聞の「本音」が実によく見え隠れするコーナーでもあるのだ。嫌中嫌韓がブームになれば「親中友韓」な朝日新聞はそれとなくヘイトスピーチまがいの偏向思想を危惧し、未熟な議員が未熟な知識で戦時中を仄めかすような発言をすればすぐに飛びつく。
そして、「最近、日本の文化を外国人にほめてもらったり、海外での日本人の活躍ぶりを紹介したりするテレビ番組が増えている。「数字」もいいらしい」とダイヤルQ……、もとい、ニュースQ3は書き、「どうして?」と続ける。
いかんのか、日本が褒められちゃ。いかんようだな、朝日的には。
以前、TBS系で放映されていた『ここがヘンだよ日本人』に出演していたガーナ出身のサミ・ポップ氏に朝日新聞は取材している。番組では、外国人にアパートを貸さない、電車内でお年寄りに席を譲らない日本人について「おかしいよ」を連発したそうだ。収録中、日本人タレントと大喧嘩をしたこともあるらしい。
ポップさんは、東京五輪開催が決まり、番組の作り手側にも日本をよく見せたいという意識が高まっているのではと感じる。
「外国人がほめれば日本人は安心するのかな」
それもヘンだと、ポップさんは考える。
記事中には、TBS系の『所さんのニッポンの出番!』やテレビ朝日系『世界の村で発見!こんなところに日本人』、テレビ東京系の『世界ナゼそこに?日本人』『和風総本家』といった、日本を見直すような番組が軒並み高視聴率を上げている、とある。高視聴率の背景を、番組プロデューサーはこう説明した。
いまの視聴者にはバラエティー番組から有益な情報を得たい欲求があり、日本を肯定したいという時代の空気も感じた。
そして、ダイヤルQ2はこう続く……、もとい、ニュースQ3でした。
精神科医の香山リカさんは、「不安が多い時代に自信を取り戻したいという気持ちはわかる」としつつ、批判的な面を伝えず褒めるばかりでは客観性に乏しいという。
「近隣国との歴史認識問題などで、ともすれば『自虐』とされた態度への反動としての『日本を取り戻す』動きなのかも。
香山氏は朝日に言わされてるようにも感じられるが、朝日新聞はやっぱり日本がお嫌いで、だから日本が外国人に褒められるのも面白くないらしい。そもそも「外国人にほめてもらったり」という表記そのものに朝日の本質が見えるではないか。
香山氏が言った「自虐」という言葉も、これももともとは朝日新聞がお家芸にしている「自虐史観」が源泉だ。昨夏、朝日新聞が「世紀の大誤報」を認めなかったら、日本はいまだに韓国人女性を「強制連行」し、「性奴隷」にした国という目で見られていた。
ソウルの日本大使館前に慰安婦像が設置され、カリフォルニア州グレンデール市をはじめ全米各地に慰安婦像が建てられても、私たちの反論は防弾ガラスに雪の玉を投げつけているかのように微弱だった。反論できなかったのだ、朝日新聞が「強制連行は嘘だった」と言わなかったから。同じように、中国では、日本兵は南京で三〇万人を虐殺したなんてとんでもない言説がまかり通っている。
全部、朝日新聞のでっちあげと虚報が真実のごとく広まったからではないか。
お前らの本社は中南海か青瓦台にあるんじゃないのか、なんて思ってしまう。
政府や企業に不祥事が起これば、朝日新聞はこれでもかというくらい追及してきた。でも、自分たちが「大誤報」を演じ、今度は説明責任を問われる立場になったら逃げまわってばかり。お詫びしますと言っておきながら、韓国中国をはじめ諸外国への説明や国連への働きかけもしていない。揚げ句は中島岳志センセイのような御用学者を使ってフォローさせる始末だ。
そんな新聞社の報道を誰も信用しないよ。
だから、朝日新聞にはいい加減に気づいてほしいんだ私は。朝日新聞には、朝日新聞の虚偽報道が原因で失墜させられた私たち日本人の名誉と信頼を取り戻す義務が課されているってことを。日本と日本人の誇りをこれだけ貶めたのだから、汚名を返上するのは朝日新聞の仕事だ。
中国万歳韓国大好き新聞でもいいけど、日本と日本人の尊厳を売るような報道は、もうやめようよ。それと、国益を損なうような恣意的な報道もね。みんな、それを願ってる。
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