source : 2015.03.14 Michael Yon JP (ボタンクリックで引用記事が開閉)
タイ国にてイギリス人の友人とランチをした。
今日のランチでは、中国と日本の状況と、それがどのように米国とその他に関係するのかについて話し合った。
良識有る人物と靖国や慰安婦、また中国がたくらんでいることについて話すとき、目から鱗がおちるようにすぐに理解してくれることは興味深い。
多くの場合たった5分から10分で十分だ。例えばたった数分間、いくつかの事実と常識的推論を説明するだけで多くの人々がセックス奴隷の物語についての見解を変える。まるでそれまで暗かった白熱電球が突然ともるように。
IWGリポートやReport49、その他の情報がオンラインで簡単に手に入ること、背後には中国がいて、それらは実際に日本国憲法九条に関係していていること、なぜなら中国の謀略が進行中であるからと伝える — 人々の目に光がともる。刃物を預けることなどできない残忍なけだものとして日本をけなしているのだ。
中国は人々が記憶している限りナチスよりも多くの人間を殺害している。ホロコーストと並ぶ、あるいはそれ以上の大量殺戮は人類史上無い。中国はそれをやってのけた。日本は大量殺戮には一切関与していない。
それらのことを説明すると人々は本質を見るようになる。私は、よく、私の言葉を真に受けるなと言う。ただ注意深くしていてくれと、そうすればいずれ自分の考えにたどり着くのだ。
どうして靖国が中国人や韓国人を立腹させるかについての話になると会話は興味深くなる。
実のところ中国のプロパガンダは、日本が死者を呼び起こし戦争に熱狂しようとしていると多くの人に信じさせるほどうまくいっている。
しかし私が神道と神道の神官や他の人々から学んだこと、および靖国は数万ある神社のうちの一つに過ぎないこと、また最も有名な神社というわけでもないことなどを説明すると、次第に人々の目は開かれ、それがあるままの現実を見るようになる。だれも戦争犯罪者を崇拝などしていない。
それからアメリカのために戦った第442部隊について話を進める、彼らは米国軍の歴史上、最も勲章を得た日本人から構成される部隊である。ロサンゼルスにある彼らの聖廟を訪れたこと、そこに祭られた日本人の名前の横には何の階級も書かれていないことについて話す。
神道の精神から全ての死は同等なので階級など必要が無いのだ。死者には犯罪歴や将軍などの上下関係が無い。そこでは単に魂が祭られる。
靖国も同じだ。我々は戦没者を祭る権利がある。日本人にも同じ権利がある。
米憲法修正第1条が信仰の自由を保障していることや、どのように参拝すべきかについて平和な日本人に教えてやる権利は我々にはないと言うことを説明してやると、皆、はっと気がついて納得してくれる。
我々には信仰の自由がある。日本の文化と心の平安のために信仰している平和な日本人に干渉することはない。
たとえ毎日いろいろな国のムスリムたちが互いに虐殺し合っていても、我々の政府はムスリムにモスクに行くななどと言っていない。
私自身は多くのムスリムは平和的であると強く信じている。いろんな国で多くの時間をムスリム達とすごしてきたが何の問題もなかった。数日前にムスリムとランチをしたくらいだ。実際は一握りの過激なイスラムによって数万の人々が死んでいるのだ。これは否定できない。しかし神道の聖戦や神道ジハードに直面したからと言ってだれも死なない。
我々はムスリムやヒンズー、ユダヤ教徒、その他に対して信仰を捨てろと言うべきではない。それは彼らの自由だ。彼らの人生だ。
我々の政府は靖国に対してこれ以上なにも言うべきでは無い。
今日、私がイギリスの友達にこう言った。米国大統領がアーリントン墓地に敬意を表すことに対して米国駐在の日本人大使が不満を述べること想像してみろと。
そのような抗議をしたらすぐに数百万のアメリカ人が怒り狂うだろう。我々は日本人の大使に対して自分のことだけを考えろと言うはずだ。
日本駐在のアメリカ人大使は、実際、そのようなことを言ったのだ。これは大勢の日本人を怒らせた。今、私はなぜ多くの日本人の友人たちが怒ったのかわかる。それは実際、我々の関与する話ではない。
しかしちょっと離れて見ると、中国は、まるで日本がトラブルメーカーであるかのように見せつけることにに対して素晴らしい仕事をやってのけている。よくよく見ると日本はトラブルメーカーではないことは明らかだ。
もしも我々がタイの首相に仏教徒が戦争犯罪に関わったので寺院を訪れるべきで無いなどと言えば、世界中のタイ人が怒るだろう。多くの国籍の仏教徒が怒るだろう。(もっともよく訓練された仏教徒は怒ることもしないだろう。知識が無いと、かわいそうに思うかもしれないが。)
イギリスの友人にこれらのことを説明すると、彼は現状をもっと良く理解してくれた。
一般にアメリカ人や西洋人にそれらについて説明するときのカギとなる点は、背景となる文化について解説することだ。人々の心を開くのに数時間もかからない。みんな常識的なことを聞く準備もちゃんとできているし、実際、ちゃんと聞いてわかってくれる。
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